2011年5月8日日曜日

国道16号による花見川と勝田川散歩ルートの分断

 勝田川流域紀行4 国道16号による花見川と勝田川散歩ルートの分断

 勝田川の谷底平野は水田に利用され、谷津斜面には樹林が残っているので、谷底をとおる農道が多くの人々によって散歩に利用されています。また勝田川の河川改修がすすみ、堤防が出来たのでそこが新たな散歩道になりつつあります。
            勝田川堤防の散歩

 一方花見川は左岸サイクリング道路の続きの道が京成線鉄橋まで続いています。改修された勝田川河口部には橋梁(無名橋)ができたので勝田川と花見川合流部の風景をよく見ることができます。また横戸元池弁天が近くにあり散歩者が絶えません。
             花見川堤防の散歩

 ところが、国道16号によって勝田川の散歩道と花見川の散歩道が分断されています。国道16号の勝田川橋で国道を横断できれば20mで済むのですが、実際は横断できません。勝田台駅方面に迂回して歩道橋を利用すると目と鼻の先の道路反対側まで740m、弁天バス停方面に迂回して信号を利用すると640m歩かなくてはなりません。
            花見川から勝田川に向かうための迂回路
            勝田川橋から勝田台方面
            勝田川橋から横戸弁天バス停方面

 勝田川は右岸が八千代市、左岸が千葉市で、市境であるため行政のきめ細かい施策がなされていない印象を受けます。千葉県による勝田川河川改修では花見川と勝田川の利用上の連絡は図れていないようです。
早朝散歩者の組織化などないので、周辺住民のニーズは行政に届いていないようです。残念です。

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