2012年7月17日火曜日

海老川乱歩さんのコメント(2012.7.17付)

2012.7.14記事「海老川乱歩さんの大発見(!)」に海老川乱歩さんから本日コメントをいただきましたので、記事として掲載します。

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海老川乱歩です。

「南ブロックを西へ50m移動」とありましたのでびっくりしました。
クーラーさんが数字を出す前に、自分でも何m移動したのか確認しようと思っていたのですが、後回しになっていました。
自分の目測予想はせいぜい5m~10mだと思っていましたので予想外の大きい数字です。
ということで自分も、Google Map の衛星写真で確認してみました。
画面の左下に出てくる距離の目盛50mを定規で測ったところ32mmでした。
芦太川の谷底の最深部を中央分離帯の所(カーブミラーの所)として、中央分離帯の延長線上から断層の南側の谷のカーブが終わって直線になり始める所(薬屋付近)までの距離を測ったところ、30mmでした。
求めるずれた距離を x として、比の計算をすると下記の式が成り立ちます。

32mm:50m = 30mm:xm  ①
50/32=x/30
x=(50*30)/32
x=46.875m (27インチモニターでの結果)

因みに24インチモニターでも確認してみました。
50mの目盛を定規で測ったところ28mmでした。
中央分離帯の延長線上から断層の南側の谷のカーブが終わって直線になり始める所(薬屋付近)までの距離を測ったところ、28mmでした。
以下の式をたてれば、答えは一目瞭然ですね。

28mm:50m = 28mm:xm  ②
x=50m (24インチモニターでの結果)で、クーラーさんの数字とドンピシャです。

(①式と②式の左辺の左項は、各人が使用しているモニターのサイズと設定ドット数で変わりますので注意してください)

クーラーさんの出した数字50mは、怪しくないということが分かります。
ずれた距離は、50m±10m の範囲におさまるといったところでしょうか。

ここで新たな疑問が発生しました。
ずれた距離が50mあり、1回のアクションの水平方向の移動距離を2mと仮定すると、50m/2mで、25回アクションが発生したことになります。
私が前に書いた2回どころじゃありませんね。(恐ろしい回数です)
いやいやそうじゃなくて、大規模なアクションは起こらなくて、年間移動距離を仮に5mmというゆっくりな移動として計算すると、50m/5mmで、10000年という長い時間をかけてゆっくりと50mずれたのか、私には分かりません。
やはり専門家に調査して頂き、結果を知りたいところですね。

自分が思った事や疑問を書き出します。

1.芦太川
・仲東谷津と交差するところで、長沼のように水は溜まらなかったのか。
・仲東谷津と交差するところで、東西方向にずれのようなものが確認できるが、断層の東側延長線上に花見川と横戸川?に芦太川のような分かり易いずれが確認できない。

2.柏井の谷津
・柏井の西側の谷津の上流の、中央公園の谷津は、花1小のところでなぜ崖を越えられなかったのか(クーラーさん曰く、無能谷はある)。(西隣の芦太川は、断層を超えている)
・柏井の東側の谷津は、西側の谷津の上流にある中央公園の谷津のような谷津が無い。(クーラーさん曰く、無能谷はある。USA-M223-73やGoogle Mapの衛星写真を見ると、花島の谷津がこの無能谷につながっているようにも見える)
・Google Mapの衛星写真をよく見ると柏井の東西の谷津が合流する所で、東側の谷津も西側の谷津も南ではなく、北に向かってカーブしているように見える。(南の東京湾方向ではなく、あたかも北側の印旛沼方向に流れていたようにもみえる。)

3.花島の谷津
・花島の谷津の成因も断層による段差が原因と思われる。柏井の谷津のように花見川の反対側(東側)に、花島の谷津と同じような谷津が無い。

  2012年7月17日 2:00
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この記事に対する私のコメントは追って記事にします。

1 件のコメント:

  1. 海老川乱歩です。

    自分が思った事や疑問について、1の芦太川についてひとつ内容を追加します。

    1.芦太川
      ・仲東谷津と交差するところで、長沼のように水は溜まらなかったのか。
      ・仲東谷津と交差するところで、東西方向にずれのようなものが確認できるが、
       断層の東側延長線上に花見川と横戸川?に芦太川のような分かり易いずれが確認できない。

     以下を追加します
      ・仲東谷津と交差するところで北側の谷津は、ほぼ90度に切られているが、
       南側の谷津は、緩やかなカーブを描いてる。
       北側の谷津も90度、南側の谷津も90度ならもっと早くずれを発見できたはず。
       南側の谷津が、緩やかなカーブを描いてるので「ずれ」とは意識できず、
       通常の川が蛇行するようなカーブと勘違いして「ずれ」を意識できなくなった。
       (実際自分もそうだった。この場所が断層であるということと、北側の90度の切り口と
        南側のカーブを取り除いた直線で、「まさか、これはっ!」と気づくことができた。
        90度と90度のずれの組み合わせならすぐ発見できるが、90度と緩やかなカーブの
        組み合わせだったので、私のような素人は気づくのに時間がかかった。)

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