2013年1月9日水曜日

花見川流域の7つの課題 -花見川流域地誌を地域づくりに活かす方法-

花見川の7つの課題追究の目的を花見川流域地誌の作成としました。
花見川流域地誌は花見川流域の地域づくりに活かすために作成します。
どのように活かすのか、考えてみました。

ア 花見川流域地誌を通じて花見川流域に興味を持ってもらう
花見川流域地誌のコンテンツには流域にある地域資産を満載したいと思います。
これまで見慣れて何の興味もわかなかった地物が、実は興味深く、価値のある地域資産であるということが気が付くようにしたいと思います。
地域資産とは、法的に定められた文化財とともに、そうではない希少価値・学術価値等のある地形・地質・地学現象、考古学的あるいは歴史的遺跡・遺物、土木遺構や産業遺跡・戦争遺跡など、地名や言い伝え・民俗行事などの無形文化財、優れた自然や風景などです。
花見川流域地誌を読んでいただいた方に、これだけたくさんの地域資産が気づかれずに存在していたということに驚いていただき、それをきっかけに、花見川流域に興味をいだいていただけるようにしたいと思います。
これまで誰からも注目されることなく、埋もれていた沢山の地域資産の存在を知っていただくことにより、一般住民のみならず、担当行政、各分野の専門家の方にも花見川流域の再認識をしていただけるものと思います。

ブログ「花見川流域を歩く」で作成した画像の一部

イ 花見川流域地誌を通じて、地域資産を大事にしたい、もっと見つけたいという気持ちを醸成する
花見川流域地誌に記載されている地域資産に興味を持っていただければ、当然のこどですが、それらの地域資産を大事にしたいとか、あるいはもっと見つけたいという気持ちになります。
そうした地域資産の保全や探究に関する話題も花見川流域地誌に含めたいと思います。

ウ 花見川流域地誌を通じて、地域資産により地域づくりを進めたいという気持ちを醸成する
花見川流域地誌に記載されている地域資産を活用して次のような地域づくりが考えられます。

1 地域資産の自然的、風景的、文化的価値を居住環境に意識的に取り込む
2 地域資産とのふれあい・体験あるいは学習・教育・研究等がしやすい地域環境をつくる。一種のフィールミュージアムの形成。

このような話題についても、花見川流域地誌でふれたいと思います。

おわり

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