2013年7月28日日曜日

橋桁鉄骨上のタメフン

弁天橋から花見川の写真を撮っている時、ふと、目の前の橋桁鉄骨上に動物のタメフンがあることに気がつきました。
橋の歩道に飼い犬の糞を置き去りにする人がいて、腹が立ちますが、眼前のタメフンには興味津々です。

弁天橋とそれを支える橋桁鉄骨

タメフンがあった場所

橋桁鉄骨上にはこの場所以外にもタメフンがあります。
動物は橋の歩道脇の幅15㎝の鉄柵をすり抜け、落差40㎝の横梁部を通って橋桁鉄骨に出入りしているのだと思います。西岸側にも同じような横梁部があります。動物はこの橋桁鉄骨を通路にして花見川の両岸を行き来することがあるのだと思います。

タメフンを見ると時間差のあるフンが重なっているように見えます。複数の個体がフンを溜めているようには見えません。
恐らく1匹の個体が時々この橋を渡る時にタメフンしていると考えました。

タメフン

タメフン(拡大)

タメフン
ビニール片がみえる

タメフン

フンの中身の種の種類はよくわかりませんが、ビワの種や桃の種のような大きな種も入っています。
この辺りには家庭菜園で果実をつくる人も多いのでビワや桃の種があっても不思議ではありません。
ビニール片が見えるフンもあります。家庭菜園や果樹園に出没しているのだと思います。
小さい白い種の種類はわかりません。私は果実を食べて、この種を口から出した記憶はありませんから、人は食べない果実かもしれません。

動物の種類はハクビシンであると想像します。
この付近でハクビシンを見る機会が多くあります。
2012.07.15記事「ハクビシン確認」、2012.08.12記事「今朝またハクビシンを見る」参照

WEBを見ていたら偶然次のような情報に接しました。

この論文で、ハクビシンが「気象観測鉄塔の高さ10mにある鉄製の踊り場」にタメフンしていることが報告されています。
ハクビシンが鉄製の構造物に糞をする例があるのですから、橋桁鉄骨上でタメフンをしても不思議ではありません。

なお、フンにビワの種がそのまま入っているということは、ビワをほとんど丸のみして食べているのだと思います。
一方人がほとんど入らない場所にある家庭菜園で、果実をドロボーするなという張り紙を数多く見かけます。

私の想像では、ハクビシンが果実をかじるのではなく、もぎ取って丸のみしてしまうために、果実生産者はあたかも人が果実をドロボーしたのだと勘違いしている場合が多いのだと思います。

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