2013年10月5日土曜日

水系網妄想

花見川流域の小崖地形 その32

小崖地形ではないのですが、水系網をマクロな視点から見ていると次のような妄想が頭から離れませんので、記録しておきます。

次の地図は地形段彩図です。

地形段彩図
5mメッシュを用いて地図太郎PLUSで作成

位置関係が判る様に、同じ範囲の地図を表示します。

標準地図
電子国土ポータルによる。

この地形段彩図に表現されている印旛沼水系網を見ていると、その方向性について、次のように3種類に分類されるように思われてしかたがありません。

河川の方向性に関する3分類

そして、A河川についてよく見ると、次のように結びつくように妄想できます。

河川の方向性に関する3分類(その2

A河川は下総上位面が離水した時の原始地形面の最大傾斜方向を示す必従河川網を示しています。

B河川はA河川網を切っているところから、A河川網形成後に構造運動によって形成された河川です。

C河川はA河川を切っているので、A河川網形成後に形成された新しいものですが、その成因は、この地図の範囲内の情報だけからは分かりません。この地図範囲より北方向の情報が必要です。

また、C河川とB河川の年代の前後も明瞭ではありません。


0 件のコメント:

コメントを投稿