2013年11月30日土曜日

続 4つの真性レーキから判ること(訂正と各部名称)

花見川流域の小崖地形 その66 (5mメッシュDEM図を読む 5)

2013.11.28記事「4つの真性レーキから判ること」の訂正と各部名称を書きます。

1 訂正
2013.11.28記事で「何れのレーキもA線の方向とB軸の方向は直角に交わる→B軸が最大傾斜の方向形成に関わる」という仮説を「A線B軸直交仮説」として書きました。

この仮説は間違っていることが判りましたので、廃棄します。

この「A線B軸直交仮説」の間違いは次の通りです。

1-1 事実認定の間違い
柏井レーキはA線とB軸が直交していません。

柏井レーキのA線とB軸

柏井付近の拡大図

1-2 B軸が最大傾斜の方向形成に関わっているという考えの間違い
次のような真性レーキ形成の仮説を既に説明しています。

真性レーキ形成の仮説

つまり真性レーキの平行河川(A線)はB軸が形成される前からあると考えているのです。
ですから、「A線の方向とB軸の方向は直角に交わるから、B軸が最大傾斜の方向形成に関わる(つまり平行河川が生まれるような斜面が生まれる)」と考えることは、自分自身論理的に間違っていました。

勝田高津レーキでA線とB軸がほぼ直交である理由は興味を持ちますので、あらためてその説明を検討する必要があります。

「A線B軸直交仮説」を廃棄した旨追記 して、2013.11.28記事を訂正しました。

まだ記事にしていない、自分にとっては新鮮で興味深い幾つかの情報に接している中で、それに魅了されるあまり、思考の本筋がぶれてしまいました。

2 真性レーキの各部名称
真性レーキの各部名称を次のように設定して、記述しやすくします。

真性レーキの各部名称

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