2014年5月27日火曜日

1000記事通過に感謝

この記事で1000記事目となりました。
このブログに多くの皆様からアクセスしていただき、またコメントをいただいき、それが励みとなり、皆様のおかげで1000記事通過ができました。
皆様に感謝申し上げます。

1000記事というキリの良い番号を一つの節目と考えて、ブログ活動という私の趣味活動そのものをふりかえり、趣味活動に私を熱中させているモノ(理由)が何であるか、感じるところをメモしておきます。

●ブログ活動(=私の趣味活動)に私を熱中させている2つの理由
理由1 花見川流域が近隣の流域と比べて、特段に濃密な自然史的・社会歴史的な舞台であること。
理由2 「花見川流域を歩く」趣味活動に初歩的な次元でGIS等のICT技術を活用しており、それによって、流域の情報をある程度掘り下げて捉えることができていること。

理由1は客観的な理由、理由2は個人特有の理由です。

●理由1について
20数年前に引っ越した場所がたまたま花見川のすぐ近くでした。私と花見川の関わりは偶然です。

そして私は不覚にも、花見川流域がこのように濃密で重要な場所であるとは、当初は全く気がつきませんでした。

近隣地域とは河川争奪現象の存在により地勢が異なること。
それにより原始時代から香取の海と東京湾の連絡通路であったこと。
古代には東海道の一部として国家的規模の道路が二つの海を結んで建設されていたこと。…

これらの自然と歴史は、流域を散歩して、いろいろ調べて初めて知りました。

花見川が印旛沼堀割普請の舞台であることや現在の自然環境上の役割(東京湾と利根川水系を結ぶエコロード)を加えると花見川流域は際立って歴史的・文化的価値のある場所です。

花見川は、日本のなかでも恐らく有数の濃密な歴史をもつ河川、それも珍しい地峡河川です。

花見川とその周辺で私が発見した主な地物や現象あるいは歴史由来等を次に列挙します。

ブログ「花見川流域を歩く」で発見した主な地物・現象、歴史由来等(仮説含む)
区分
項目
自然
地峡(縄文海進分布域)、花見川筋における東京湾水系と印旛沼水系の分水界、古柏井川谷底
花見川河川争奪(河道逆行争奪)、印旛沼筋河川争奪(河道逆行争奪)
個別褶曲変位地形(小崖地形[断層地形]、レーキ状水系、オタマジャクシ状凹地等)
上ガス
野生動物生息(フクロウ等)
歴史
古代東海道水運支路(杵隈水駅、官道[直線道路]跡、高津土塁)
トーチカ(花見川河川敷)、下志津特殊演習場
個別地名由来(花見川、花島、柏井、横戸、子和清水、三角町…)
地名由来(「戸」地名、「津」地名、…)

●理由2について
花見川流域の散歩を始めてから、生れて初めてGISソフト(最初は地図太郎PLUS、最近QGISが加わる)を使うようになりました。最近では情報の重ね合せ程度は手馴れて出来るようになりました。

自分が興味をおぼえるICT技術をより効率的に趣味活動に適用して、流域の情報をより深く掘り下げて捉えることが出来るようになりました。

趣味とはいえ、そうした取り組みをすることにより花見川流域に対する理解と興味がより確固としたものになっていると思います。

GISソフトを使いこなすなどの、以前はその実現を夢として描いていたICT技術を実際に初歩的ではありますが、実現したところに花見川流域に対する興味を深めている理由があることを実感しています。

具体的な例で云えば、GISソフトで5mメッシュを使い次のような地形段彩図と地形断面図を自由に作れる状況が出来ています。これにより、紙の地図を利用している次元とは全くことなる精度の高い情報を得ることができます。それも、欲しい時に、その場ですぐに、いつでも、どれだけ多くでも。

地形段彩図と地形断面図の例

また、PhotoshopIllustratorを少しずつ使えるようになってきているので、ブログ掲載図がだんだんと的確できれいな画像になってきています。

パソコンソフト利用におけるスキルアップ自体、その加速習熟自体が楽しみになっています。

自分がつくる画像がきれいになり、画像をつくるスキルがアップすることにより、それが自分の花見川探究心に働きかけ、その強化・持続に関わっていることは確実です。

●理由1と2を活かす
理由1は、結局天から私に与えられたギフトです。
理由2は、自分の心理特性(パソコンに対する興味心)から生まれた果実です。

せっかく天から与えられたギフト(理由1)があるので、これを最大限活用しない手はありません。今後ともこのギフトと自分で得た果実を活かしてブログ活動を続けるつもりです。

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この記事でちょうど1000記事になりました!
このブログを読んでいただいている皆様に感謝申し上げます。
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おかげさまで、一人カウントダウンが無事完結しました。
次の1001番目記事以降もよろしくお願いします。


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