2014年6月9日月曜日

メモリー16GBパソコンの能力限界に到達

2014.06.08記事「印旛沼筋のKASHMIR 3Dを使った机上空撮」を書く中で、自分のパソコンの能力限界に到達したので、メモしておきます。

丁度3年前に購入したデスクトップパソコン(Windows764ビット、メモリー16GBCore i7)を使っていて、これまでメモリー上の能力限界に到達したことはありませんでした。

昨日次の範囲の5mメッシュをカシミール3Dに地図として取り込みました。

カシミール3Dに取り込んだ5mメッシュの範囲(色塗りした地形図区画の範囲)
この画像は地図太郎PLUSによる

5mメッシュ総数は7686ファイル×(225×150)=259,402,500となります。約26千万という膨大な数になります。

2.6億のメッシュをGISソフト地図太郎PLUSに取り込み自由につかっているのですから、カシミール3Dに取り込めてなんら不思議はありません。

カシミール3Dに取り込んだ5mメッシュ
1m間隔の等高線地図として表示している

次に、カシミール3Dで立体画像をつくるための内部ソフトであるカシバードを立ち上げました。

ここから異変発生です。重たくて画面上の操作が思うようにできません。

何とかだましだまし、1枚の地形立体画像をつくるところまで到達しました。

思うように操作できなかったので予期しない画面になっていたのですが、地平線上に巨大な筑波山が異様にそびえたちました。

とりあえずこの画像を保存しようとしたのですが、保存できません。そのうちにエラー画面になりました。

エラー画面をクリックするとカシミールがシャットダウンすると考えたので、そのエラーが出ている画面をプリントスクリーンキーを押して保存しようとしました。

ところがプリントスクリーンキーで得た画像にはカシバードの画面だけ得られてなく、その背後に置いていた別のウインドウが写っているのです。

結局地形立体画像は一時できたのですが、どのような方法でも結果を残せませんでした。
何度か試みて同じ状況でした。

カシミール3Dで立体画像をつくるとは空中の特定点(視点)から2.6億のメッシュ(立体空間上の点)との関係を計算して、その結果を画像にしているということです。
2.6億の情報を単に平面上に配置してその属性を表示しているのとは異なり、計算量がはるかに多いのだと思います。

メモリー16GBのパソコンでは2.6億のメッシュを対象にした3D地形画像はつくれないことを体験したことに気がつきました。

自分のパソコンの能力限界を知ったので、ある意味爽快感がありました。

将来もっとメモリーを増やしたパソコンを使えば、このようなハードルは確実に越せることは当然です。

検討作業は次の範囲(メッシュ数99,750,000)を暫定的に設定して立体画像を作成しました。

暫定的に設定した3D作業範囲


メッシュ数を約1億にしたのですが、この情報量でカシミール3D3D地形画像をつくると、サクサク快適な作業ができました。

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